FIFAワールドカップの日本への招致
まず初めに、大会運営の様子をDVDにて振り返った。大会運営には主に以下のような対応が求められる。
ゲームオペレーション五香氏は、各セクション別で活動している大会運営の現場であっても、多いときは同時に3チャンネルでのやり取りが求められると話されていた。3チャンネルとは、無線機、目の前の現場、そして携帯電話での対応である。そして、できることならば、3つの耳が欲しくなるほどの忙しさであると話されていた。
:リハーサル、試合前、選手入場、キックオフ、試合終了後など試合当日の運営を統括する。
チーム対応
:チームがスムーズに試合に集中できるようにサポートする。
セキュリティ
:選手や観客の安全を確保する。
レフェリー対応
:レフェリーのトレーニングやミーティングを行う。
プロトコール(接遇)
:VIPゲストへの応対。ラウンジやバンケットにてVIPゲスト同士の社交場を演出。
VIPゲストの観戦席の配置(シートアロケーション)なども行う。
メディアオペレーション
:報道関係者が快適に仕事を行えるように調整を行う。
TSG(Technical Study Group)対応
:技術・戦術分析スタッフへの対応を行う。
メディカル対応
:選手や観客への医療対応を行う。さらに、ドーピングテストを実施する。
その他
:オープンニングセレモニー、決勝前セレモニー、表彰式、フェアウェルセレモニーの実施
FIFAワールドカップの日本への招致
(財)日本サッカー協会(JFA)はJFA2005年宣言を掲げている。その中に、「JFAの約束2050」があり、
ワールドカップの招致には、政治的、市場主義的な意味合いも含まれるため、その実現性は未知数であるが、JFAでは例え招致に失敗しても、世界中の人々が熱狂するワールドカップ招致活動を通じて日本全体に夢を与え、その実現に向け相互に協力し合うことで様々な関係性が強化され、日本のサッカー界、そしてスポーツ界を活性化していくことができるなど、日本社会に与える影響は大きいと考えている。また、ワールドカップの招致には大会招致のためのコンセプトが求められるが、2018/2022年大会の招致に向けては、まさに、サッカーを通じて日本だけではなく世界が一つになる「Truly Universal=ワールドカップの喜びを真に世界中が分かち合う。」というコンセプトのもと、活動を展開している。
では、ワールドカップ招致にはどの位の経費が掛かるのか。ちなみに、2016年の夏季オリンピック開催地に立候補した東京は、その招致活動費に約150億円を投じたとされている。2002年の日韓大会では、4年間で約90億円が費やされた。しかし、2010年の12月に決定される2018/2022年大会の招致活動は、世界不況の影響もあって、短期間で行い経費をそれほど掛けさせないよう配慮がなされているというが、それでも日本は10億円ほどの活動費を見込んでいる。ニュースでは、英国が30億円、オーストラリアが20億円などという情報が流れている。
スポーツイベント運営の魅力として、五香氏はサッカーだけに限った話ではないがと前置きした上で、大きな大会になればなるほど、日本の政界や産業界の要人と接する機会が増えたり、スポーツとはあまり縁のない画家であったり音楽家などとの接点ができたりして、結果的に私たちを取り巻く多くの人と繋がっていける。これがこの仕事のある意味での醍醐味ではないかと話されていた。
今回の講義を聴かせて頂き、ワールドカップなどに代表されるビックイベントに運営者として参加することは、この時にしか体験することのできない大きな財産であり、選手として出場するのと同様に限られた人間に与えられたチャンスなのではないかと感じた。
(財)日本サッカー協会(JFA)はJFA2005年宣言を掲げている。その中に、「JFAの約束2050」があり、
- サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1000万人になる
- FIFAワールドカップを日本で開催し、日本代表チームはその大会で優勝チームとなる
では、ワールドカップ招致にはどの位の経費が掛かるのか。ちなみに、2016年の夏季オリンピック開催地に立候補した東京は、その招致活動費に約150億円を投じたとされている。2002年の日韓大会では、4年間で約90億円が費やされた。しかし、2010年の12月に決定される2018/2022年大会の招致活動は、世界不況の影響もあって、短期間で行い経費をそれほど掛けさせないよう配慮がなされているというが、それでも日本は10億円ほどの活動費を見込んでいる。ニュースでは、英国が30億円、オーストラリアが20億円などという情報が流れている。
スポーツイベント運営の魅力として、五香氏はサッカーだけに限った話ではないがと前置きした上で、大きな大会になればなるほど、日本の政界や産業界の要人と接する機会が増えたり、スポーツとはあまり縁のない画家であったり音楽家などとの接点ができたりして、結果的に私たちを取り巻く多くの人と繋がっていける。これがこの仕事のある意味での醍醐味ではないかと話されていた。
今回の講義を聴かせて頂き、ワールドカップなどに代表されるビックイベントに運営者として参加することは、この時にしか体験することのできない大きな財産であり、選手として出場するのと同様に限られた人間に与えられたチャンスなのではないかと感じた。