研究員コラム
2012年2月15日 17:15 |
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京都にbjリーグ
京都ハンナリーズの名を冠するアリーナが誕生しました。その名も「ハンナリーズアリーナ」です。bjリーグだけでなく、現在、プロスポーツでチーム名を冠した試合場を持っているのは
京都ハンナリーズのみです。これは、京都市立体育館のネーミングライツを京都ハンナリーズが取得したことによるもので、今後10年間この名称が使用されることになります。写真を見て頂いてもお分かり頂けると思いますが、とても目立っており、広告効果は大きいと思います。
さらに会場入口には、地元のカーディーラーが年間MVP賞にしている車がハンナリーズのペイントが施されて展示されており、ハンナリーズの認知度アップに貢献していました。

とはいえ、ネーミングライツの取得には当然多額のお金がかかります。実際に、今回の契約では年間2500万円×10年で、2億5000万円を京都ハンナリーズは支払うことになります。bjリーグ参入3年目の京都ハンナリーズが、何故、このような決断を下したのか、そして今後どのような戦略の企図を描いているのか、などなど色々お聞きしたいことがあり、今回インタビューをお願いしました。今回のインタビューに関しては、京都ハンナリーズの多田羅社長、広報の奥村様に大変お世話になりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。詳しいインタビュー内容につきましては、当研究所が今年発行予定の「SANNO SPORTS MANAGEMENT Vol4」にて取り上げたいと考えておりますので、そちらをご覧頂ければ幸いです。
さて試合の方は「京滋ダービー」といわれるbjリーグでも有名な、ダービーマッチです。滋賀と京都はとても近いですから、これまで私が見たどの試合よりもAWAY席が人で一杯。応援合戦にも熱が入っていました。相手チームのフリースローには、ちゃんと?大ブーイングが起こります。このプレッシャー、バスケットでは重要なんです。
試合は1勝1敗で痛み分けでしたが、
京都ハンナリーズ自慢のLED大型ビジョン、そしてチアダンサーズの「はんなりん」も健在。試合の盛り上げ方はbjリーグでトップクラスであると再確認できた試合でした。もし京都に行かれる機会がありましたら、お昼は観光、夜はバスケというのも一興かと思います。是非観戦にお出かけ下さい。
2011年10月18日 09:28 |
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2011年10月8日、今季からのbjリーグに参入した
横浜ビー・コルセアーズの初戦が、横浜文化体育館で行われました。横浜の名を冠する、新たなプロ・チームの船出です。
初戦とあって、試合会場は試合開始約3時間前から賑わっていました。会場に入ってみると、既に選手のグッズや、開幕戦限定のTシャツなどが販売され、多くのお客さんが押し寄せていました。周りを見渡してみると、高校生くらいの若い人が比較的多い印象を受けました。

開幕戦に先立ち、試合1時間前からセレモニーが始まりました。まず横浜ビー・コルセアーズの廣田代表のご挨拶があり、その後、横浜市の林市長がご挨拶されました。さらに横浜のスポーツ関係者の方々が次々と紹介されました。横浜という地域全体で、このチームを盛り上げていこうという感じが窺えます。bjリーグのこれまでの経緯をみると、大都市圏のチームは運営が難しい傾向がみられるので、横浜ビー・コルセアーズには是非、頑張って頂きたいと思います。

会場に入って驚いたのは、すでに選手の名前が入った横断幕が飾られており、選手個人の名前を叫んでいるサポーターが多かったことです。横浜ビー・コルセ
アーズが、これまでに何度もファン・ミーティングなどを繰り返されてきた成果がこういうところに出てくるのだなと感じました。
初戦の相手は昨年のbjリーグ・チャンピオン、浜松三河フェニックス。強敵です。初戦から延長戦に及ぶ厳しい試合となり、最後は1点差で惜しい星を落としましたが、昨年のチャンピオン・チームと五分に渡り合ったのですから、これからの奮闘が期待されます。チームの愛称は「ビーコル」。横浜にお住まいの方は是非応援にいらして下さい。
2011年10月12日 09:10 |
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10月に入り、いよいよ
bjリーグの2011-12シーズンが開幕となります。昨年は、東北の大震災の影響で、仙台89ersがチーム解散及び活動停止、東京アパッチ、埼玉ブロンコスが活動休止という状況で、かなり変則的なスケジュールとなりました。加えて、ただでさえ景気低迷でスポンサーが集まりにくい状況が、震災の影響でさらに悪化するなど、bjリーグにとっても、大きな受難の年となりました。
しかし、来る11-12シーズンでは、懸念された仙台も参加が決まり、メインスポンサーの撤退で苦しい状況にあった
高松ファイブアローズや経営危機を表明していた
大分ヒートデビルズも継続参戦が決定しました。両チームの関係者各位が懸命に努力された結果だと思います。東京アパッチは残念ながら、今期の参加が見送られましたが、新たにbjリーグに参加するチームも少なくありません。今年の新規参入チームは、
岩手ビッグブルズ、長野の
信州ブレイブウォリアーズ、
千葉ジェッツ、
横浜ビー・コルセアーズの4チームです。2011-12シーズンは、イースタン10チーム、ウェスタン9チームで争われることになります。
今シーズンの見どころとしては、チーム数が増えたことで選手の移籍が活発に行われ、チームがガラッと変わったところが多く、いままで以上の激戦が期待できること、2年連続で日本一となった浜松の名将中村HCが、故郷である
秋田ノーザンハピネッツに移り采配を振るうこと、など見どころはたくさんあります。
以前に行った観客調査でも、最初はあまり興味が無かった人も、一度観戦してバスケの面白さに気付いたという方が多くいらっしゃいました。少しでも興味のある方は、一度でも試合会場に足を運んで頂けたらと思います。
私は10月8日の、
横浜ビー・コルセアーズの開幕戦を観戦する予定です。また試合に関してはレポートさせていただきます。
いざ、開幕!
2011年4月28日 12:31 |
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島根スサノオマジックの試合会場の熱気は、とても1年目とは思えないものでした。そしてその熱気が選手を走らせ監督を動かします。島根を率いるのは名称ジェリコHC。かつて日本代表を率いてきたバスケット界の重鎮です。そしてバスケット日本代表経験者の石崎選手を中心としたチームの戦力は他のチームと遜色ありません。
試合開始頃にはほぼ満員状態。写真からもおわかり頂けるかと思いますが、選手の名前を書いた垂れ幕や、島根のカラーであるブルーのシャツを着て、ブルーのメガホンを持った方が非常に多く、全体的に会場はブルーっぽくなってしまいました。ホームゲームの雰囲気が伝わってきます。

この週末の相手は、昨季のbjリーグ・チャンピオンチームで今季も東地区で首位を独走している浜松です。何とこの時点で浜松はまだ2敗しかしていません。抜群の安定感と勝率を誇ります。相手に不足はありません。
さらに今回は特別のご厚意で、島根の赤池社長が時間を割いて下さり、長時間のインタビューにご協力頂きました。そのインタビューでは、参入までの御苦労や現状の課題、今後の目標などについて詳しくお聞きすることができました。その内容については、また研究発表の場や、「SANNO SPORTS MANAGEMENT Vol3」などで発表させて頂ければと思っておりますので、ご興味のある方は、そちらをご覧いただければ幸いです。
試合は残念ながら、土日とも負けてしまいましたが、両日とも接戦でした。特に土曜日は一時10点以上の差をつける場面もあり、試合は延長にもつれこむなど、観客を飽きさせない投資あるプレーが見られました。
試合後もファンサービスは続きます。ジェリコHCの挨拶、ハイタッチ会など試合前、試合中、試合後と楽しめるバスケットの醍醐味を満喫することができました。
このチーム、3年後がこわいと思いますよ。期待できます。
2011年3月 9日 11:36 |
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今シーズンから、山陰地方で初めてのbjチーム、島根スサノオマジックが参戦しています。残念ながら、ここまでは負け越していますが、1つ不思議?なこ
とが。それは観客動員数が多いことです。今シーズンのbjリーグの全公式試合の記録をみるとホームゲームで1、2位を争う平均集客力を誇っています。こう
言ってはなんですが、島根は都道府県別の人口も少なく、プロスポーツの運営は難しいのではないかと思っていました。そこで、その秘密を調べてみたいという
こともあり、島根県松江市の試合にお邪魔してきました。
すると試合会場に行く前から、その萌芽が。タクシーに乗って試合会場の松江市総合体育館と告げると、運転手さんが「今日は浜松戦ですよね。何とか1勝は
して欲しいけど(bjの試合は通常土日で2試合開催)」とおっしゃいます。続けて「最近○○選手が調子いいんですよー」これまで、いくつかの地方開催の試
合を見に行きましたが、タクシーでこんなお話をしたのは初めてです。

これは...と思いつつ試合会場に着いてみると、あいにくの雪でしたが、試合会場には既にファンの方がたくさん。関係者の方に聞いてみると、これでもいつも
より出足が悪いとか。一際混み合っている場所に行ってみると、そこには様々なグッズや選手がお勧めしているバーガーなどが売られていました。選手やチアと
写真が撮れる権利が付いている特別なアイテムは試合開始1時間前に既に売り切れています。驚いたのはグッズの豊富さです。ノートやメモ、クリアファイルな
どが揃い、選手の背番号が入ったシャツや応援グッズが数多く取り揃えられています。その種類は他のチームにも引けを取りません。そして何よりよく売れてい
ました。さて肝心の、試合内容については長くなりましたので、次の回でご報告させて頂きます。
2011年2月16日 19:18 |
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さて今回観戦した試合は、東京アパッチ VS 島根スサノオマジック。bjリーグ誕生当初から在籍している古参チームと今シーズンから参入した新規チームとの闘いです。試合は18時からでしたが、3連休の初日(1/8)ということもあり、まずまずの観客の入り。主催者の発表では観客数は1776名で、代々木第二体育館はほぼ埋まっていました。
会場についてまず気付いたのは、当日券を求める行列が出来ていたことでした。それも長い行列です。試合開始約1時間前に会場に行ったのですが、チケットを購入して席に着いたのは試合開始20分前でした。実は今回、島根スサノオマジックのスタッフの方に御目にかかることになっていたので、初めてアウェー席で観戦してみました。

人数的な割合でいえば、ホーム席とアウェー席は4:1くらいの割合でしょうか。席に着いてみると、みなさん青っぽいシャツを着ておられる。そしてところどころ聞こえるお話に耳を傾けると、どうやら島根からわざわざ来られていたようです。10月に始まったばかりなのに、既にこのようなコアなファンがついてくれるとは、島根での盛り上がりが予想されます。試合開始前には、私のいた島根ブロックはほぼサポーターで埋まってしまいました。試合中は「Go!Go! マジック」という掛け声がやむことはありませんでした。そしてゴールの度に一喜一憂しているファンが多く、「今のプレーは大きい」とか「もっと中でプレッシャーかけないと」といった批評も聞こえてきました。
肝心の試合は、第3クォーターまでは一進一退の攻防でしたが、第4クォーターに突き放して島根の勝利。久々というアウェーでの勝利ということで私の周りは大興奮。スサノオマジックの選手も、島根サポーターのところへやってきて挨拶し、声を掛け合って喜びを分かち合っていました。こうした選手との距離の近さがプロバスケットの魅力であるということを再確認できた試合でした。
ちなみに、当日の打ち合わせで、島根へ試合見学と島根スサノオマジック赤松社長のインタビューに行くことになりました(予定)。次回は島根発のレポートをお送りします。
2011年1月25日 18:29 |
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昨年何度か、bjリーグ観戦記を研究所HPに投稿させて頂きましたが、本年もbjリーグの現状についてご紹介しつつ、地方の試合などを含め何試合かご紹介させて頂こうと考えております。よろしくお願いいたします。
bjリーグ2010-11シーズンは、秋田ノーザンハピネッツ、島根スサノオマジック、宮崎シャイニングサンズの3チームが新規参入し、計16チーム(東:7チーム、西:9チーム)で今年5月のファイナルまでのスケジュールで争われます。

既に、来シーズンには、岩手、千葉、神奈川、長野の4チームの参入が既に決定しており、来期は20チームとなります。年々拡大してきたbjリーグはチーム数的にも地域的にもバランスがとれ、まさに戦国時代の様相(少し大袈裟ですが)を呈してきました。bjリーグは、設立当初から地域密着を謳ってきましたが、6シーズン目を迎え、次第にその理想に近づいているようです。
昨年10月から始まったリーグ戦ですが、現在までの状況をみると、確かにトップチームは強いのですが、全体的には混戦状態にあります。特にプレーオフ進出の係る中位は変動が激しく、目が離せません。これは各チームの戦力がある程度拮抗している証拠でもあります。3連勝でもすると、がらりと順位が入れ替わるので、応援にも熱が入ろうというものです。こうした動きは特に地方で強く、地方からの新規参入の動きが盛んなのも頷けるところです。
しかしbjリーグも順風満帆というわけではありません。この景気低迷の中、他のプロスポーツ同様、その運営はますます厳しいものになっています。現に今シーズン開幕前には、高松ファイブアローズがスポンサー不足などから参加が危ぶまれていました。他のチームとても単年度黒字を出しているチームは決して多くありません。さらに今後JBLとのトップリーグ構想も打ち出されており、リーグを取り巻く状況は刻々と変化しています。こうした変化についてもリポートできればと考えております。
さて今回は、1/8(日)の東京アパッチVS島根スサノオマジックを観戦してきました。試合には、元ヤクルトの古田監督、パンチェッタ・ジローラモさんがゲストでいらしてフリースロー対決などで会場を盛り上げていました。少し長くなりましたので、試合の内容については回を改めて報告させて頂きます。
2010年3月22日 14:38 |
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今回は、越後長岡で
新潟アルビレックスBB - ライジング福岡戦を観戦してきました。まず印象的なのは雪です。今年新潟は十数年ぶりの大雪だそうで、交通が混乱し、影響を受けた試合もあったそうです。当日は快晴で良かったのですが、写真を見ていただいてもわかるように、試合会場には大雪の名残がありました。
今回取材させて頂いた理由は、新潟がbjリーグの中でも集客力が高いことに加え、地方会場の試合に力を入れており、その運営についてお話を伺うためでした。実は県庁所在地(本拠地)以外での試合運営は地域密着を掲げるbjのチームにとってはとても重要なポイントです。という理由から、今回の取材は新潟市ではなく長岡市になりました。

今回は
新潟アルビレックスBBのご好意でかなり詳しくお話を伺う事ができました。小菅取締役のお話では、地方会場で試合を開催するには必ず足を運び、周辺
環境を含め詳細に検討されるそうです。資料も見せて頂きましたが、それは数10ページに及ぶ膨大なもの。さらに会場が決まったところで、地方で観客を集め
るのは容易なことではありません。ブースター、後援会、広報活動などをうまく連動させていくことが求められます。そしてそれが来期の試合に繋がっていきま
す。そうしたご苦労の成果か、外は寒いものの試合会場は熱気がいっぱい。それもそのはず、体育館ほぼいっぱいの2000人を超えるブースターが集まっていました。実は新潟はバスケット王国といわれており、人気の高さは折り紙つき。試合も新潟が1点差で逃げ切るという、最後まで目の話せない展開で、雪国のバスケットボールは盛り上がっていました。
2010年3月 2日 09:31 |
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さて、今回の対戦相手は昨シーズンのチャンピオン、琉球ゴールデンキングス。今シーズンも現在首位を走っている強敵です。しかし京都も現在3連勝中、加えてケガで戦列を離れていた元NBAプレーヤーのM.A.ラウーフ選手も復帰し、チームのムードも上昇気流にあります。連勝して地元に凱旋したチームは、大きな歓声で迎えられました。Tipoffの時には入場時に配られたハンナリーズのカラーのパンフレットで会場が水色に染まります。試合前に、子供のミニバスケイベント、選手によるキャンディーの投げ入れサービス等など、様々なイベントの後、試合が開始です。
試合は第1クォーターから京都ペース。地元の強い声援に後押しされ、結局、琉球にほとんどリードを許すことなく93対76と大勝でした。なので、会場は大興奮。初めてゲームを見にきた人も多かったようで、私の周りの席では「バスケって意外とおもしろいやん」とか「また、こような(京都風イントネーション)」などという言葉が聞こえてきました。
試合後も、監督挨拶、その日最も活躍した選手の挨拶、サイン入りバスケットボールのプレゼントなど、最後まで観客サービスにこだわった演出が目を引きました。
そして今回の試合で最も印象に残っているのは、子供たちの「ガンバレ」「go!ハンナリーズ」というひときわ甲高い声でした。よく見ると、会場には同じユニフォームを着た子供がたくさんいます。「スピードがあって、面白いプロのバスケの試合をより多くの子供に見て欲しい」と多田羅社長はおっしゃっていたように、ハンナリーズは子供を主役として位置づけています。その効果は徐々に表れてくるのではないかと感じました。
「最後発のチームですから、他のチームを参考にしながらも、"京都"という独自色をだしていきたい」と多田羅社長。来年もその進化を確認したくなるチームでした。
2010年2月16日 14:40 |
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Bjリーグ2009-10シーズンに、唯一新規参入を果たした京都ハンナリーズ。古都京都でのバスケットボールの盛り上がりを調べるため、今回は京都ハンナリーズを運営するスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社さんにインタビューするとともに、試合を観戦してきました。ここでは1/23に京都市体育館で行われた試合の観戦記をお届けします。
tipoffは18:00ですが、bjリーグでは試合前に面白いイベントがあります。ここに各チームの特色が見えてきます。チアをはじめ、ブースターを巻き込んだ小イベントの開催、チームのカラーを前面に出したグッズ販売、フードにも工夫があって面白いものです。今後観戦される方は、試合の1時間前には会場に入られることをお勧めします。

今回、会場に入ってまず驚かされたのは、LEDを使用した中央の電光掲示板。普通、電光掲示板は点数と時間などしか表示されていないものですが、京都ハンナリーズのものはTVのように鮮明で、ライブ画像が表示されています。ハンナリーズの多田羅社長も、「bjリーグでは初めてでは」と仰っていました。で、この効果が凄い。まず試合前、社長が画面に登場し、観客にご挨拶があり、試合の見所やブースターへのプレゼントの紹介があります。ユーモアたっぷりのあいさつに客席からは、笑いがこぼれていました。試合中もこの電光掲示板は大活躍です。選手のアップが映し出され、オフェンス、ディフェンスの視覚効果と効果音がミックスされ、会場を盛り上げる原動力となっていました。
さらに、観客を引き込む工夫はこれだけではありません。正直、参入1年目のチームでしたので、試合運営についてはどうかな、と思っていたのですが、堂々たるプロのイベントでした。驚いたことが多く、長くなってしまいましたので、続きは次の観戦記2としてご報告させて頂きます。
2010年2月 2日 15:45 |
事務局 |
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久しぶりに東京アパッチの試合を観戦してきました。昨年の冬にニュースとして報じられましたが、不景気のあおりを受けスポンサーの撤退などに見舞われた
東京アパッチは運営会社が変わっただけでなく、選手も大幅に変わりました。その影響がどう出ているのか、ゲームの盛り上がりはどうか、期待しながらの観戦
となりました。
Tipoff(試合開始)45分くらい前に会場に到着してみると、すでに観客が来場しており、東京アパッチ限定メニューのカレーには行列が出来ていました。有明と比べると色々と制約も多いとのことでしたが、改善を目指していたフードの売上はまずまずといったところでしょうか。他方、これも昨シーズンから力を入れていたグッズの販売については少し種類が減った印象です。
今シーズンのホームゲームの大きな変化は、メイン会場が従来使用していた有明コロシアムから代々木第二体育館に変わったこと、そして土日開催ではなく平日開催に変わったことです。観客の入りは、平日の割にまずますといったところですが、もう少し入ると雰囲気が大きく変わるので、もう少し入って欲しかったところです。公式発表は約1000人でした。
さて、今日の対戦相手は京都ハンナリーズ。今シーズンから唯一新規参入したチームです。京都には東京から移籍した岩佐選手もおり、大きな声援を受けていました。試合は接戦でしたが、第4クォーターに競り負けて81-87で敗れましたが、ブースターは熱心に応援していました。
色々な困難を乗り越えて、今シーズンを戦っている東京アパッチ。今シーズンは現在最下位に低迷していますが、昨シーズンまでは2年連続2位という地力のあるチームです。都会のチームというのは運営が難しいところがありますが、是非頑張ってもらいたいと感じました。
2009年4月 7日 09:53 |
客員研究員 |
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まさか!?のオリンピック競技種目からの除外
小学生の頃や、大人になってからの地域や会社でのレクリエーションで、接したことがあるソフトボール競技。みなさんも身近に感じているスポーツであると思います。また、昨年の北京オリンピックでは日本チームの金メダル獲得によって大いに盛り上がりました。たくさんの方々がTVなどで観られたのではないでしょうか。
そんなソフトボールですが、とくにヨーロッパでは、野球と同じように決してポピュラーな競技ではない為に、2012年ロンドンオリンピックから競技種目から除外されてしまいます。とにかく残念に思います。みなさんも北京オリンピックをご覧になってオリンピックの素晴らしさを感じられたと思いますが、ソフトボールは、スピーディな展開と、距離感の短さという競技性から、プレイしている選手はもとより、観ている人をもスリリングなプレイで熱く魅了させる競技です。
オリンピック競技種目への復活に向けて
現在、国際ソフトボール連盟(ISF)では、オリンピック競技に復活させようと、「Back Softball」というキャンペーンを展開しています。このキャンペーンは、日本だけ、アメリカだけではなく、国境を超えて世界中で活動しています。ベルマーレでも、「Back Softball」の横断幕をJリーグのスタジアムやFリーグのアリーナに掲出し、ソフトボールファン以外にもアピールしました。

2009年3月13日 13:08 |
客員研究員 |
研究員コラム
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湘南ベルマーレ・ビーチバレーチームGM
産業能率大学ビーチバレー部ヘッドコーチ 川合 庶
日本でビーチバレーがスタートしてから四半世紀がたとうとしている。
スタート当初の日本のビーチバレーは、当時人気が絶頂だった6人制バレーの選手たちが年に一度のファンサービスで行うお祭り的な行事だった。
特に1987年に初めて開催された第1回ビーチバレージャパンは、4,000人が収容できる仮設スタンドがコートの四方で囲み、それでも入場しきれないファンが長蛇の列を作り、結局1日2回の入れ替えを行って12,000人の観客が連日会場に訪れ賑わいを見せた。
皮肉にもその記念すべき第1回大会を四半世紀たった現在でも追い越すことができていない。
そんなビーチバレーの最初の転機は、1990年に第1回ビーチバレージャパンで優勝し、当時の全日本のキャプテンも勤めていた、川合俊一が27歳の若さでプロビーチバレー選手に転向し、ロスアンゼルスに拠点をおいてアメリカのプロツアーに参戦したことだ。
当時の日本ではビーチバレー自体全く認知されていなかったが、人気・実力的にも日本のトップクラスだった選手がビーチバレーに転向したことで世間の注目を集めた。
2009年2月 4日 14:37 |
客員研究員 |
研究員コラム
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トライアスロンとは
1974年、アメリカのサンディエゴで誕生したトライアスロンは、1978年にハワイで参加者15名の"アイアンマン"レースが行われたのをきっかけに世界中に広がり、1981年に鳥取県の皆生温泉で日本初の大会が開催された。現在では全国各地で約200のレースが開催され、国内の愛好者は20万人を超えるとも言われている。
最初に広まった"アイアンマン"は、水泳3.8km、バイク180km、ラン42.2km(計226km)と超長距離の設定だが、オリンピックで採用されているスイム1.5km、バイク40km、ラン10km(計51.5km)の設定は、オリンピック・ディスタンスと呼ばれ、2-4時間の競技時間ということもあり、この距離で行われる大会が最も多い。オリンピック・ディスタンスの1/2で行われるスプリント・ディスタンスは、ジュニアや初心者向けの大会などで多く採用されている。オリンピックでは、2000年のシドニー大会から正式競技として採用され、2008年北京オリンピックでは、女子のレースで日本人初の入賞(5位)を果たした。
トライアスリートの悩み
オリンピックに出場するためには、世界各地で開催されるシリーズ戦に出場し、世界ランキングをあげる必要がある。世界転戦をする資格を得るために日本国内各地で行われるシリーズ戦に出場し、好成績をあげる必要もあり、トップを目指す選手には、国内外の遠征が必須条件となる。
同じ個人競技である陸上競技とは違い、実業団チームは国内に2チームしかなく、選手は個人で活動するか、クラブチームに所属している。トレーニング時間が他の競技に比べ長いため、仕事やアルバイトをしながらの競技活動はとても難しく、遠征費を捻出するために、トレーニングの時間を削ってアルバイトをしている選手もいる。オリンピック種目とは言え、選手やクラブにスポンサーとなる企業も多くなく、スポンサー収入だけで十分な活動ができている選手は、国内では15人程度で、厳しい環境の中で競技力向上のための活動を行っている。
また、トライアスロンは、トップアスリートが出場するレースに、年代別(エイジグループ)のレースが設定され、毎年行われる世界選手権にも一般愛好者が世界各地から出場する。
トライアスロンは、参加費が小さな大会では15000円前後、大きな大会では35000円前後と高額であり、自転車やウェットスーツなど高額な機材も必要。また、公道を利用して行うため、都市部ではなかなか道路の使用許可がおりず、地方で開催されることが多いため、交通費や宿泊費もかかるため、トレーニングの時間の確保とともに、経済的にも負担も一般愛好者の悩みの種となっている。
2008年12月 2日 09:31 |
客員研究員 |
研究員コラム
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プロリーグ発足のルーツ
Jリーグが開幕したのが1993年であり、今シーズンで16シーズンを終えたこととなる。その間、平均の観客動員数、プロチーム数、プロ選手数、マーケット規模等、すべての面で順調に増加してきていると言える。また、ワールドカップを韓国と共に開催し、アジアで初のこの大会も大成功に終わった。わずか20年足らずの間にこれだけの発展を見せたプロリーグは、世界を観ても例がないのではないだろうか。
日本のJリーグがヨーロッパや南米の歴史と伝統のあるプロサッカーリーグと大きく違う点は、自然発生的に生じたものではなく、プロリーグという箱が創られてから、その中身を密にそして質の高いモノにしなければならないという点だ。たとえば、イングランドの場合、サッカーの試合が各々のエリアで行われるようになり、グランド周りの観客席を囲う柵や簡易の席を作るために来場者から料金を徴収するようになったが、そんなコストを遙かにしのぐ収入が得られるようになり、そのお金がより立派なスタジアムの建設や選手の報酬へ当てられるようになった。それがプロ化への始まりだそうだ。サッカーの質や人気がすでに高いレベルで存在し、その後ルールが制度化され、プロ化が進んでいったということだ。言い換えると、自然の歴史の流れにそったプロ化であり、必然であった。
一方の日本では、ワールドカップ開催・出場の為、国のサッカーのレベルを向上させ世界と戦えるようになるためのプロ化であり、ある意味、手段の一つとしてプロ化がなされた。Jリーグが出来、選手のメンタリティーや環境が大きく変わったことで代表チームも強くなったし、ワールドカップにも常連出場国となることができたことは誰も否定しない。しかし、それが為に抱える問題も少なくない。
2008年10月28日 15:16 |
中川直樹 |
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10月11日の土曜日に、日本スポーツマネジメント学会第4回セミナーに参加した。『日本のスポーツはどこへ向かうのか?』をテーマに、3名の講師が登壇された。
北京五輪の総括1:
スポーツビジネスの立場からは、ミズノ株式会社専務取締役 上治丈太郎氏が講演された。
今、国内市場13億人とも14億人とも言われる中国向けのビジネスは、どの企業にとっても非常に魅力的であるので、各市場の争奪をめぐっての競合が激しさを増している。スポーツメーカーも例外ではなく、日本メーカーはWorldwideメーカーをはじめ中国メーカーとのしのぎの削り合いを繰広げており、決して楽観視できる状況ではない。
上治氏は、スポーツメーカーにとって最大のブランド訴求の場であるオリンピックでのビジネス戦略について、今年行われた北京五輪での実例を挙げ、分かりやすく解説されていた。また、水着問題に揺れた日本競泳選手団であったが、この問題の真相はFINA(国際水泳連盟)が07年11月に突然の競技規則の改定を行ったことに端を発した、情報収集戦の出遅れの結果であったとの報告をされていたのが印象的な記憶として残っている。
2008年10月17日 15:44 |
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研究員コラム
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「研究員コラム」では、プロスポーツの第一線を活躍している専門家を客員研究に迎えているスポーツマネジメント研究所から、スポーツとマネジメントに関わるコラムを掲載していきます。