産業能率大学 スポーツマネジメント研究所

教育への取り組み

ケーブルテレビによるスポーツ報道 

湘南ベルマーレJ1昇格!

murakami.JPG 授業の初めには、湘南ベルマーレの昇格決定シーンから報告会の様子までをまとめた放送VTRが流された。番組で司会を担当していた村上氏であったが、水戸で湘南ベルマーレの昇格を見届けた後、途中の高速道路では雨と行楽帰りの自動車による渋滞にはまり、万が一のことを考え代役を頼んでおいたものの、「報告会に間に合わないかもしれない...」という不安が脳裏をかすめたとのこと。その後、機転を利かし東京駅付近で車を乗り捨てた村上氏はJRにて平塚へと向かい、平塚駅からタクシーに飛び乗り、午後8時30分から始まる報告会の会場に着いたのは開始数分前であったそうだ。
 感激に浸る選手、スタッフそしてサポーターの絵が次々に映し出されるが、「この1時間番組を、急遽、ぶち抜きで放送できることが地域密着のケーブルテレビの持ち味なのです」と村上氏は語る。  
 湘南ケーブルネットワーク(SCN)では、開局以来、地域のための地域のチャンネルを実現するために、湘南ベルマーレを取り上げ続けてきている。したがって、視聴者からすれば、1時間生放送ぶち抜きの番組が放送されても当然だと感じるのかもしれない。しかし、ケーブルテレビといえ、番組の編成は綿密に組まれており、急遽予定を変更して1時間の番組を入れるためには、かなりの調整が必要であった。そんな中、円滑に調整が進められたのは、番組を制作して放送する送り手と(その時放送される予定であった)情報の提供者とが顔の見える関係であり、さらには地元を大切に思っている人々であるので、湘南ベルマーレの昇格がどれほど価値ある話題なのかを分かってくれたという点が大きかった。


スポーツイベントへの協賛


今回の授業では、株式会社スリーエフ 広報室長 金子昌司氏をお迎えし、スポーツスポンサーシップをテーマに講義頂きました。

(株)スリーエフは、東京・神奈川・千葉・埼玉で展開しているコンビニエンスストアです。湘南ベルマーレのスポンサーをはじめ、トライアスロン大会等、これまで数々のスポーツイベントへの協賛・協力をされています。





スリーエフの前進は、富士スーパー(現スーパーマーケットFuji)。富士スーパーは、創業者の菊池瑞穂氏がリアカーを引き、商品を売り歩いたことがその始まりです。「売り手に良し、買い手に良し、世間に良し」の『三方良し』を経営理念に、人と人との関係を大切にするのがスリーエフのモットー。お客様に失礼な事があってはならないと、社員は全員お客様から見て失礼の無い服装を心がけることはもちろん、社員が買わないものはお客も買わないと商品は全て率先して購入。そして、お客様に迷惑の無いよう、身の丈の中で活動を行うというのが経営の絶対条件と語る金子氏。以前は、お客様が体調を崩す可能性があるからと、夏場に暖かいお茶を提供していたこともあったと言います。



FIFAワールドカップの日本への招致

IMG_0270.JPGFIFAクラブワールドカップ2008の大会運営

まず初めに、大会運営の様子をDVDにて振り返った。大会運営には主に以下のような対応が求められる。

ゲームオペレーション
  :リハーサル、試合前、選手入場、キックオフ、試合終了後など試合当日の運営を統括する。
チーム対応
  :チームがスムーズに試合に集中できるようにサポートする。
セキュリティ
  :選手や観客の安全を確保する。
レフェリー対応
  :レフェリーのトレーニングやミーティングを行う。
プロトコール(接遇)
  :VIPゲストへの応対。ラウンジやバンケットにてVIPゲスト同士の社交場を演出。
   VIPゲストの観戦席の配置(シートアロケーション)なども行う。
メディアオペレーション
  :報道関係者が快適に仕事を行えるように調整を行う。
TSG(Technical Study Group)対応
  :技術・戦術分析スタッフへの対応を行う。
メディカル対応
  :選手や観客への医療対応を行う。さらに、ドーピングテストを実施する。
その他
  :オープンニングセレモニー、決勝前セレモニー、表彰式、フェアウェルセレモニーの実施

五香氏は、各セクション別で活動している大会運営の現場であっても、多いときは同時に3チャンネルでのやり取りが求められると話されていた。3チャンネルとは、無線機、目の前の現場、そして携帯電話での対応である。そして、できることならば、3つの耳が欲しくなるほどの忙しさであると話されていた。



SANNOビーチバレーフェスタ2009 報告会

DSC_0001.JPG12月11日(金)、湘南キャンパスで毎月開催されているスポーツ教室に携わっている学生スタッフが企画・運営を行ったイベント「SANNOビーチバレーフェスタ2009」の活動報告会が行われました。
2007年11月に完成した湘南キャンパスビーチバレーコートを利用し、ビーチバレーそのものを広く一般の方々にしってもらいたいという思いから、今回のイベントはスタートしています。

当日開催された企画は3つ。1つ目は、招待選手として国内トップ選手の周藤玲美選手・山田寿子選手をお招きし、本学女子ビーチバレー部の溝江明香さん、大原愛加さんエキシビションマッチを行いました。試合中には、スポーツDJの児玉美保さんと川合庶氏による司会で、試合を分かりやすく開設しながら盛り上げてもらい、本場のビーチバレーの試合を生で体感できるものになりました。

そして残りの2つは、小中学生を対象にしたビーチバレー講習会とビーチバレー大会を実施。日頃バレーボールを楽しんでいる小中学生と、エキシビションマッチに出場してもらった、山田選手、溝江さん、大原さん、そして川合庶さんと一緒にビーチバレーを楽しんでもらいました。




プロサッカー選手から広告代理店への転職

SB091028-1.JPGプロサッカー選手として

プロサッカー選手としての外池氏は、大学卒業後ベルマーレ平塚(当時)入団から2007年の湘南ベルマーレ退団までの11年間に亘って、Jリーグの7クラブで活躍した。その11年間は決して順調ではなく、戦力外通告を3回、トライアウトを2回体験している。現役時代に目の当たりにしたことは、毎年130-150名もの選手がクラブから解雇されるといった現実だ。そして、若くして道を閉ざされた多くの選手たちの行く先は見えず、決まらなかった。この現状に、サッカー選手としての歩みが終わった時、自分はどうなるのだろうかと不安を感じた。そんな中、外池氏がシーズンオフになると通ったのがJリーグキャリアサポートセンター(CSC)である。外池氏はCSCのプログラムで、インターンシップを8回経験した。当初は周囲から理解を得られない面もあったが、外池氏は回数を重ねるごとにその意義を実感できるようになっていた。その意義とは、

  • サッカーを取り巻く様々な社会の動きを知ることができる
  • サッカー界の情報や考え方だけでは世界が小さくなり、今後に自分が取る選択肢を狭めてしまうことに気づくことができる
  • サッカーを外側から見ている人とのつながりがもてる(考えを聞くことができる)

などである。




スポーツ企画プロジェクト 最終報告会

09spj1102-1.JPG11月2日、プロ野球横浜ベイスターズとの提携により、イースタンリーグ公式戦を教材に展開されている『スポーツ企画プロジェクト』の最終報告会が行われました。本授業を履修する学生たちは8月18日に行われた湘南シーレックス(横浜ベイスターズのファームチーム)公式戦(vs埼玉西武ライオンズ・平塚球場)の運営に直接携わり、自らが立案した企画の運営体験を通じてスポーツイベントにかかわるマネジメントの実際を学びました。




総合スポーツクラブについて 湘南ベルマーレ

1007_2.JPG 今回の実践講座では、株式会社 湘南ベルマーレ 営業部長 向井淳也 氏に総合スポーツクラブ「湘南ベルマーレ」の展開するスポンサー営業についてお話頂いた。 
 湘南ベルマーレは、総合スポーツクラブである。向井氏はスポンサーに対する営業活動を行う上で掲げているコンセプトは以下の4つであると話された。

1.ベルマーレの価値を創造する
2.ベルマーレで価値を創造する
3.湘南だからできること
4.ベルマーレだからできること
 したがって、スポンサー営業の対象企業としては主に、

1.ベルマーレの価値を高める企業(有名企業、ナショナルクライアントなど)
2.ベルマーレを使って価値を高める企業(ベンチャー企業など)
3.現在・将来のスタジアム動員に繋がる企業(子ども産業、学習産業など)
4.湘南というエリアを使って売上を伸ばす企業(地元企業など)

がターゲットとなる。ざっと頭の中で対象となる企業を思い巡らせても、かなり多数の企業が思い浮かぶが、それが総合スポーツクラブとしての湘南ベルマーレの営業面での強みでもあるという。





スポーツビジネス実践講座 授業レポートをお伝えしていきます

SBabout.JPG2009年後学期、情報マネジメント学部開講科目『スポーツビジネス実践講座』が9月30日に開講しました。『スポーツビジネス実践講座』では、メーカーや広告代理店等、現場の最前線で活躍されている実務家の方をお招きし、スポーツビジネスの今を紹介して頂きます。

今年は8名のゲスト講師をお招きし、スポーツビジネスの現場の最前線を学びます。スポーツマネジメント研究所ホームページでは、各ゲスト講師回の授業内容をお伝えしていきます。授業レポートを公開次第、以下ゲスト講師一覧に加えていきます。尚、ゲスト講師の意向によりレポートを掲載しない回がありますことをご了承下さい。


2009年度 スポーツビジネス実践講座 ゲスト講師一覧
授業日
授業項目
授業概要
10月 7日総合スポーツクラブについて外部講師を招き、総合型スポーツクラブ「湘南ベルマーレ」の経営、事業、運営について学ぶ。

講師:向井淳也氏 株式会社 湘南ベルマーレ 営業部長
10月14日プロバスケットボールチームの運営外部講師を招き、bjリーグ「東京アパッチ」の経営、事業、運営について学ぶ。
10月28日広告代理店のスポーツビジネス外部講師を招き、広告代理店のスポーツビジネスについて学ぶ。
11月 4日スポーツスポンサーシップスポーツへ協賛している企業の方を外部講師として招き、そのスポンサーシップについて学ぶ。
11月 18日スポーツイベント外部講師を招き、大規模スポーツイベントの概要、規模、運営について学ぶ。
11月25日スポーツメーカーのビジネス外部講師を招き、スポーツギアメーカーのビジネスを学ぶ。
12月 9日スポーツメディア(1)外部講師を招き、テレビメディアのスポーツへの取り組みを学ぶ。
1月 6日スポーツメディア(2)外部講師を招き、インターネットメディアのスポーツへの取り組みを学ぶ。




あおぞら教室開催! -産業能率大学スペシャルゲーム-

8月18日(火)に開催された湘南シーレックス対 埼玉西武ライオンズ戦。情報マネジメント学部開講科目、『スポーツ企画PJ』の学生がイベントのプロデュースを行いました。

DSC_0220.JPG今年のテーマは「なつやすみのおもいで」。試合を見に来る子ども達にとって、野球を楽しみながら知ってもらいたいという思いから、今年は小学生を対象にした「あおぞら教室」を開催。
公式戦が始まるまでの時間、この日のために作成したベースボールノートを先着150名の小学生に配布、ノートを利用しながら、ストラックアウト、ぬりえ、記者体験、dianaによるレックダンス教室等、4つのイベントを開催しました。ノート配布時刻は15時からでしたが、予定時刻前から子どもたちの大行列。

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DSC_0310.jpg中でも、開始前からブース前に列が出来ていたのが、選手に直接質問が出来る記者体験。今回は、湘南シーレックス投手松家選手に子どもたちが直接質問をしました。
横浜ベイスターズスタジアムDJのケチャップさん、オフィシャルリポーターの吉岡さちこさんの進行で、子どもたちが次々に松家選手に質問。「何時に起きますか?」、「いつも何時ごろ球場に来ますか?」等、素朴な疑問から「お給料はいくらもらっていますか?」といった質問まで。質問の手を挙げながら、記者になりきった様子でベースボールノートにメモを取る子どもたちの姿がとても印象的でした。

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そして、いよいよ試合直前。ホッシーゾとレックの3本勝負や、あおぞら教室に参加してくれた子どもたちによる花道で選手が入場、そして親子始球式が行われました。この日、湘南シーレックスは4-0で負けてしまいましたが、試合終了まで球場内で応援していた子どもたちの姿は最後まで元気一杯でした。夏休みももう残り少なくなってきていると思いますが、また湘南シーレックスの応援に足を運んで頂ければと思います。イベントに参加頂きました皆様、球団関係者の皆様に感謝致します。




8月18日 平塚球場で「あおぞら教室」開催!

IMG_0208.JPG情報マネジメント学部で開講している『スポーツ企画プロジェクト』。この授業では、湘南シーレックスの公式戦観戦イベントの企画・運営を学生が行います。今年のイベント開催日は、8月18日(火)対埼玉西武ライオンズ戦。開催がいよいよ目前に迫ってきました。

4月に湘南シーレックスの田代監督(現横浜ベイスターズ監督代行)をお迎えして以来、プロジェクトメンバーは、8月18日のイベントの企画を練る日々を送ってきました。時には先生方から厳しいコメントを貰いながらも、今年のテーマが決まりました。



湘南シーレックス 田代監督来校

スポーツ企画プロジェクト

 4月27日、3週目を迎えた『スポーツ企画プロジェクト』は先週に引き続き、湘南シーレックスの田代富雄監督を迎えての授業となりました。

 2回目を迎えた今回の授業では、湘南シーレックスの野手に関する田代監督の解説を中心に、選手への理解を深めました。

 田代監督を迎えての授業も2回目ということで、学生も前回程の緊張は無い様子でしたが、質問の手が挙がるまでは少し時間が掛かる中、田代監督から「現役時代の質問でも大丈夫だよ」と声を掛けて頂きました。また、現役時代のエピソードをユニークに話して頂く監督の姿に、学生たちも次第に様々な質問をしていました。

 そして、授業終盤には湘南シーレックスのゲームプログラムにサインを頂き、授業終了時には学生は笑顔で記念撮影も行いました。


スポーツ企画プロジェクト
 田代監督を迎えての授業は今回が最後。次回の授業からは、いよいよイベントの企画に入ります。まずは、昨年イベント企画した先輩たちから学ぶことから始まりますが、担当教員の渡辺教授から「イベントの中心にあるのは野球。野球をみにきている人のことを忘れないように。」というアドバイス。今年はいったいどんなイベントを企画してくれるのか、12人の活躍に期待が高まります!




『スポーツ企画プロジェクト』2009年度スタートしました

 4月20日、『スポーツ企画プロジェクト』のゲスト講師として、湘南シーレックスの田代富雄監督が来校されました。『スポーツ企画プロジェクト』は、本授業を履修する学生が8月18日に行われる湘南シーレックス公式戦(対埼玉西武ライオンズ戦・平塚球場)の観戦イベント運営に直接携わり、企画と運営の体験を通じてスポーツイベントに関わるマネジメントを学びます。

sppj09-1.JPG 今回の授業では、湘南シーレックスの要であるチームの選手について、田代監督からお話を頂きました。授業開始こそ学生は緊張した表情を見せていましたが、次第に質問の手が挙がり、打ち解けた雰囲気の中授業は進んでいきました。


スポーツメーカーのスポーツビジネス

 今回は、「「スポーツ」でビジネス・職をなす」と題し、株式会社カレッジリーグの長田氏に講義をして頂いた。長田氏はイタリアスポーツメーカー「A-LINE」の日本総代理店として、サッカーユニフォームをはじめとした各種スポーツウェアの企画・製造・販売を展開されている。また、サッカー元日本代表の前園真聖氏の韓国Kリーグ移籍時の代理人を務めた経歴を持たれている。

 

スポーツビジネスは幅が広いスポーツビジネス実践講座A

 スポーツビジネスは、既存の産業にスポーツ的要素を付け加えて成立しているので、様々な分野からの参入が可能となってくる。例えば、スポーツに余暇や旅行的要素を加えるとスポーツイベント会社に、また、スポーツと指導を組み合わせるとスポーツスクールになるといった具合だ。

 スポーツアパレル業とは

 それでは、スポーツとウェアの組合せから成るスポーツアパレルはどのようなビジネスモデルとなっているのであろうか。

 スポーツウェアを開発・製造・販売するスポーツメーカーは、直営・オリジナルブランド型とライセンスブランド型の2種類に大別できる。直営・オリジナルブランド型とは、直営オリジナルブランドのオーナー企業が、直営型として統一ブランディングをもって展開しているメーカーをいう。NIKEやadidas、PUMAがその代表的な企業である。一方、ライセンスブランド型とは、海外に存在する「スポーツブランド」の権利を取得して、限られた地域(例えば日本・アジア)の総代理店として展開しているメーカーをいう。「A-LINE」はイタリアのスポーツメーカーであるが、弊社((株)カレッジリーグ)が日本代理店としてのライセンスを取得して展開している。その他の例として、lotto(イタリア)は兼松繊維株式会社と、Hummel(ドイツ)はSSKスポーツと、le coq sportif(フランス)はデサントとライセンス契約を結んでいる。

 最近ではフットサルブランドに、デザイナー主導によるファッション性を重視したプライベートブランドが登場し注目を集めている。gol.、Dal Ponte、svolmeなどがその例である。

 


プロバスケットボールビジネス 東京アパッチ

 第7回目をむかえた『スポーツビジネス実践講座A』では、株式会社東京バスケットボール・プロモーション 代表取締役CEOである斉木学氏をお招きし、プロバスケットボールビジネスについてお話を伺いました。  スポーツビジネス実践講座A

 斉木氏が代表取締役CEOを務めている株式会社東京バスケットボール・プロモーションは、日本で初めてのプロバスケットボールリーグであるbjリーグに所属する、東京アパッチの運営を手がけられています。

 プロスポーツチームを運営する際、収入源にとして欠かせないのがスポンサーですが、スポンサーの事情一つでチームが存続出来なくなる可能性が十分にあるビジネスモデルと言えるでしょう。斉木氏は、「スポーツについても普通のビジネスと同じように、サービスや商品を提供し、その結果収益を上げるモデルのもとに展開していけるのでは」と、東京アパッチのビジネスモデルについてお話頂きました。

 収入源については、スポンサーの他に、試合の入場料やファンクラブ等挙げられますが、試合一つを見ても入場料やチケット代の他に、チームグッズの販売やフード販売、そして会場内で実施しているサービス等、試合を通じて収益を上げるポイントが沢山あります。そして、そのポイントを的確に抑えるために何を行えば良いのか、そしてブースターと呼ばれるファンを離さない為に何をすべきなのかについて、東京アパッチが展開しているビジネスモデルの内容を、東京アパッチの毎試合の損益値を元に解説頂きました。「ファングッズを作るとしたら?」という斎木氏からの課題に、試合を見に来る人はどんな人達なのか、どうやって収益を上げれば良いのか等、学生も大変興味を示している様子でした。

 


ビーチバレー 普及に向けた取組み

 『スポーツビジネス実践講座A』では4人目の外部講師として、日本ビーチバレー連盟 川合庶氏を向かえ、ビーチバレーの歴史と将来への取組みについてお話を伺いました。

 

 北京オリンピックでは男女共に日本代表選手が出場し、国内では浅尾美和選手がメディアで注目される等、日本国内でもある程度認知されてきたビーチバレー。日本ではまだ普及と発展が見込まれる、新しいスポーツと言われているビーチバレーですが、誕生したのは1920年代。授業冒頭、川合氏はビーチバレーの競技としての歴史について説明頂きました。

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 1890年代、サッカーやラグビー等、様々なスポーツが競技として確立する中、女性や子供が安心して参加できる競技として、バレーボールが誕生しました。そして、サーフィンが盛んなアメリカ・ロサンゼルスで、波の無いときに砂浜で出来るスポーツとして1920年代前半にビーチバレーが誕生。同時期に、フランスのヌーディストビーチでレクリエーションとして親しまれ、1920年代後半にはヨーロッパ全体に広まりを見せました。1930年代に入り現在のダブルス(2人対2人)の競技として確立したといい、それまではビーチバレーをしに集まった人数を二つに分けてプレイをしていたそうです。その後、1948年にロサンゼルスで大会が開催されて以降、美人コンテストや水着コンテスト等、イベント的要素を持ち合わせながら、アメリカ国内で様々な大会が実施されます。その後、1983年にはプロ選手による組織、AVP(Association of Volleyball Professionals)が設立。1987年には世界バレーボール連盟(FIVB)がブラジルのリオデジャネイロで初の世界大会を実施し、年間を通したツアーが本格的に開催され、スポーツとしてのビーチバレーが定着を見せ始めました。そして、1992年のバルセロナオリンピックから公開競技として採用され、4年後のアトランタオリンピックから正式種目として開催されています。

サッカービジネス 浦和レッズの成長と将来

  今回の授業では、サッカービジネスについて学ぶ2回目の実践講座として、浦和レッズの白戸氏をお招きして、「浦和レッズの成長と将来」と題してお話を伺った。

 
 浦和レッズの歩みスポーツビジネス実践講座A

 今や、日本に留まらず、アジアを代表するクラブチームとして栄華を誇る浦和レッズであるが、決して現在に至るその道のりは平坦なものではなかった。1993年のJリーグ開幕からリーグに参戦するも、なかなかサポーターの期待する成績を挙げることはできなかった。1999年には年間順位で15位となり、J2降格を体験している。
 現在の浦和レッズの栄光を辿るターニングポイントになったのは、2003年に、前年に社長就任した犬飼犬飼基昭氏が、強力な選手補強やクラブハウス改築、親会社依存経営からの脱皮を目指したことである。そこでまず手がけたことは、浦和レッズに対する意識調査である。「なぜ浦和レッズが好きなのか」という単純な問いかけに、「ゴール裏・スタジアムの雰囲気が良い」、「好きな選手がいる」という回答が多くあった。
 この結果から浦和レッズに求められているのは、日常生活からかけ離れた体験をできる空間や環境であることが窺えるが、当時も実際に「生活にスポーツ、生活にサッカー、生活にレッズ」という方針をもって、サッカークラブとして、スポーツビジネスとしての浦和レッズの成長を目指し、グローイングスパイラル(成長循環)のビジョンを描き、実行に移した。そして、その成果は、早くも2003年のヤマザキナビスコ杯(優勝)でチーム成績として結実することとなった。

 


『スポーツ企画プロジェクト』最終報告会実施

スポーツ企画PJ1 11月10日、プロ野球横浜ベイスターズとの提携により、公式戦を教材に展開される『スポーツ企画プロジェクト』の最終報告会が行われました。『スポーツ企画プロジェクト』は、本授業を履修する学生が8月30日に行われる湘南シーレックス(横浜ベイスターズのファームチーム)公式戦(対北海道日本ハム・平塚球場)の運営に直接携わり、企画と運営の体験を通じてスポーツイベントにかかわるマネジメントを学びます。

 今回の授業では、プロジェクトメンバーである学生5名をはじめに、企画立案より全面的にご協力頂いた、湘南シーレックス球団事業部 専任部長 山口忠良氏、担当教員である渡辺隆嗣教授、中川直樹准教授、池波智也兼任講師のもと、8月30日の公式戦イベントの振り返りが行われました。

スポーツ企画PJ2  スポーツ企画PJ3 


サッカービジネス 湘南ベルマーレの取り組み

 10月22日の『スポーツビジネス実践講座A』では、J2サッカークラブ、湘南ベルマーレを運営する「株式会社湘南ベルマーレ」と地域スポーツを振興する「NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ」の事業や経営について学んだ。 

湘南ベルマーレの歴史

 雲出氏は、授業開始早々にベルマーレ平塚時代から現在に至るまでの歴代のユニフォームを学生に着せて湘南ベルマーレの歴史について語った。1枚1枚のユニフォームに込められた思いや刻まれた歴史に学生は聞き入っていた。

        スポーツビジネス実践講座  スポーツビジネス実践講座 

 特筆すべきは、湘南ベルマーレが、Jリーグ初のトップチームと地域スポーツ振興を目指したNPO法人を持つ総合型のスポーツクラブということであろう。NPO法人設立のきっかけとなったのは、1998年に平塚ベルマーレから更に責任企業であったフジタ工業の撤退である。メインスポンサーの撤退による成績不振から経営が悪化し、ジュニアチームスクールも解散の危機に面した。そこで、ジュニアチームやスクールをトップチームの成績や経営に左右される株式会社とは切り離し、永続的に活動できるようNPO法人化し独立採算制をとって地域スポーツ・コミュニティの育成の場として運営している。


教育への取り組み

 産業能率大学では、プロ野球団の「横浜ベイスターズ」や、Jリーグクラブの「湘南ベルマーレ」と業務提携し、プロスポーツを取り巻く様々なビジネス活動について、教室の中だけでなく、現場からの体験を通じ、マネジメントの重要性を学ぶプログラムを共同開発しています。

 スポーツマネジメント研究所では、本学の実践的な教育への取り組みについて、研究所ホームページ「教育への取り組み」を通じて、紹介していきます。